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嫁シリーズ 【お手伝いすることありませんか?】

※アセム先天性女体化妄想乙嫁パロ話です。ゼハアセです。
アセムがゼハートの嫁になる話です。
乙嫁パロといっても冒頭の文章と年齢設定くらいな気がしますが。



ここは火星圏コロニーの一つ、セカンドムーン。
大気圏を抜けて遠い地球からガンダムAGE-2に乗ってやって来たのは花婿より8歳年上の花嫁でした。

ゼハート・ガレット12歳、アセム・アスノ20歳。二人が一緒に暮らし始めたのはつい最近の出来事である。

【お手伝いすることありませんか?】

セカンドムーンは火星の資源を利用し工業が発展した工業コロニーである。
大量の物資輸送を可能にする大規模な宇宙港を保有し、多くの船舶が24時間出入りする。
先日、アセムはセカンドムーンで挙式を終えた。出席してくれた母のエミリー・アスノを見送るため、その港に隣接する旅客ターミナルにアセムとエミリーの姿があった。

「無理はしないのよ、アセム」
「わかってるよ、母さん」
「そうかしら、貴女はいつも誰かのために無茶ばかりして、自身の悩みは全部溜め込んでしまうから」
「そんなこと・・・」
「とにかく、通信はできるのだからいつでも連絡をいれてね」
「わかったよ」
「ハロ、アセムを頼むわね」
無重力で近くを漂っていたハロに声をかけると「マカサレタァ」と合成音で繰り返している。それに二人して微笑んだ。

ほどなくしてシャトルの搭乗手続き開始を告げるアナウンスがエントランスに流れる。
手にしていた荷物を床に置きエミリーはアセムを抱き締めた。
アセムもエミリーの背に両腕を回す。
「元気で。私の可愛いアセム。貴女なら大丈夫よ。愛してるわ」
「母さん、ありがとう。俺も愛してる」
優しく温かい抱擁を交わし離れたエミリーの表情は娘をを思う情愛で溢れていた。
20歳にもなったアセムとしては照れくさい想いもあったが、それ以上に愛されていることへの喜びが勝った。その想いに比例するのか寂しさも過るが、別れは笑顔でいたかった。

母の乗ったシャトルが無事に出発したのを見届けるとアセムは嫁いだばかりの家へ戻るべくハロを脇に抱えて床を蹴った。

アセムが嫁いだのは、火星圏自治に大きく貢献している名家の一つ、ガレット家である。
その関わりは主に資金援助で、軍事技術に特化した企業を持ち、企画開発から製造、輸出まで手掛け火星圏に経済効果をもたらすと同時に潤沢な資金を生み出している。
大規模な戦争が終結しているとはいえ軍隊というものは存在しているし、政府に対する反対勢力がいたりもする。彼らは、武装していることもあるので小競り合いが各地で続いているのが現状である。故に軍事に関わる物資の需要にはこと欠かない。
その企業の統括者にいずれなるであろう人物がアセムの夫である。

結婚の話がアセムの元に届いた時、お互いに忙しく通信越しに会話することもなかった。
慌ただしくセカンドムーン入りを果たしたが、挙式の当日まで花婿は所要でコロニーを離れている始末。
初めての顔合わせは当日という冗談のような本当の話が生まれてしまった。
アセムは、結婚や式についてそれほどロマンチックに夢をみていたわけではないので落胆などしてはいなかったが、あまりの慌ただしさに先が見えない不安のほうが大きかった。
そして最大の問題は相手の年齢である。
漠然と年上だと思っていたが、婚礼衣装に身を包んで目の前に立つ相手はなんと12歳の少年だった。

ガレット家に帰り着くとメイド頭のマリーが笑顔で出迎えてくれた。
「お帰りなさいませ、奥様」
「ただいま戻りました」
呼び慣れない呼称に恥ずかしさがつきまとう。どうにもこそばゆくて仕方ない。

マリーは数人いるメイドの中でも一番古参であり、主であるゼハートの生まれる前からガレット家で働いているということをアセムが知ったのは、家人の紹介をされたときである。
ゼハート様のおしめを変えて差し上げたものです。と笑顔で言われ、隣にいたゼハートは渋い顔をしていた。

「何か変わったことはありましたか?」
「特にございませんよ。さぁ、港までお行きなのですからお疲れでしょう。今お茶をお持ちしますのでお待ちくださいな」
「え・・・あの」
「今日は天気もよいですし、テラスにお出になられるのもいいですねぇ」
笑顔で矢継ぎ早に話を進めるマリーの勢いに背中が押される状態で、気が付くとアセムは中庭のテラスに置かれた椅子に腰掛けていた。
少しばかり肩を縮めて所在無さげに座っているとアフタヌーンティーを準備され、目の前にはスコーンやクッキーが並び手元のティーカップルには紅茶が注がれた。
手をつけないのも失礼かと思い、紅茶に口をつける。
端から見れば優雅な午後の一時なのだろうが、アセムの心中は優雅さを楽しむものではなかった。

嫁いできてからというもの、炊事洗濯、掃除といった家事全般はメイドたちがやってしまう。
実家であるアスノ家ではメイドなどいなかった(使用人はいたか主に力仕事をしてもらっていた)ので家事の全てをこなす母を手伝っていたし、仕事もしていたので何もしないというのは酷く落ち着かないのである。
自分の身の回りのことくらいは自分でやろうと息巻いたものの、勝手がわからない広い屋敷の中から掃除道具一つ見つけられず歩き回っていたら、気にせず健やかにお過ごしください。と出鼻を挫かれてしまった。何もできないことに疎外感を感じてしまい気分が沈んでしまう。
それに加えてモビルスーツを弄ることもできず、憂鬱な気分が晴れることはない。
仕方ないのでハロを弄ろうとしたら何を察知したのか逃げられてしまった。そんなプログラムを組んだ覚えはないのにと思わず本気で考えてしまう始末。

何度目かの溜め息を吐き出して、アセムは紅茶を飲み込んだ。

夜、ゼハートが寝所に足を踏み入れると寝間着姿で寝台の上に座りこみ何事か考え込んでいる新妻を見た。
静かに近き、寝台に腰かけると振動が伝わったのか考えこんでいたアセムが、その思考から離れゼハートを見た。

「何か悩み事があるのか?」
ゼハートは、努めて優しく声をかけてみた。
何か言おうとしたのか唇が開いたが音にはならず再び閉じてしまう。

「何かあるなら言ってほしい。言葉にしなければ伝わらないこともあるだろう」
しっかりと彼女の顔を見るとしっとりと潤んだ瞳に鼓動が跳ねた。そんな動揺は表情に出さず、ゼハートは彼女の言葉を待つ。
「あの・・・お、私はその、働きたいんです!」
「働きたい?」
「えと、何もしないのは落ち着かないんです。マリーさん達に何もかもしてもらうのは申し訳ないですし・・・」
「それは彼女達の仕事なのだから貴女が気に病む必要はない」
「そう・・・でしょうが、でもできることがあるならやりたいんです!」
詰め寄られてお互いの顔が近くなる。
「なら、マリーに相談してみるといい」
おしとやかにしていなければいけないのだと思っていたので拍子抜けするほど簡単に許されてしまい、アセムは目を瞬かせた。
「いいんですか?」
「貴女が望むなら」
念押しのように問答すると彼女から安心したような笑顔がこぼれた。

「私からも話がある」
と喜んでいる彼女に声をかけると居ずまいを正して向き合った。
「私に対して敬語や継承は使わなくていい」
「え・・・でも」
「貴女の楽な話し方で構わない。私に限らず、この屋敷にいる者すべてにだ」
困らせたいわけではない。ただあるがままの彼女でいてほしいというゼハートの願いである。
「ゼハートとだけで呼んでほしいんだ」

「・・・わかったよ。ゼハート」
逡巡したあと頬を少し赤らめて名前を呼んでくれた。

アセムは何かに耐えられなくなったのか、寝よう!と叫び赤い顔をシーツの中に隠してしまう。
ゼハートは彼女の耳元に顔をよせ、一人称は俺で構わないと付け足した。
シーツの中からくぐもった声が響いた。無理をしていたことがばれていてアセムとしては恥ずかしさが増すばかりだ。
そんな彼女の肩に軽くあやすように触れてからゼハートもアセムの隣に寝転んだ。

翌日、着替えを済ませ階下に降りるとマリーと相対したアセムは笑顔で口を開いた。

「何かお手伝いすることありませんか?」

マリーはアセムの手を取って朝の支度を手伝ってくださいと笑顔で返してくれた。

おお振りネタ

おお振りネタ
2009/11/10 12:33


探しモノはなんですか?

見つけにくいモノですか?

ワタシも一緒に探しましょうか?

あっちのモリにありますか?

こちらの川岸にありますか?

それとも、このマチのどこかにありますか?

わたしもイッショに探しましょうか?

探しモノを探しましょうか?

アナタの探しモノは何ですか?




街を歩くと最近よく聞く曲。人気があるらしい。誰だったか。女性シンガーだ。名前はきいたけれど、忘れてしまった。
自分が生きる上で必要のないことだったから問題はない。
繁華街を抜けて、裏路地に入る。どこもかしこも汚れていて、おまけに街灯なんてないもんだから薄暗さがよけいに汚さに拍車をかける。
この街はどこに行ってもそんなところばかりだ。明りが強いところは人が集まっている場所だけで、一歩踏み出すと舗装されていない泥が跳ねるような道や薄暗い明りがほんの少し灯る家々がポツポツあるぐらいで、見栄えのするものなど何もない。
街のすぐ隣には煌々と明かりがともり、汚れなど微塵もない整備された新都市がある。暗く淀んだ街ができた後に出来上がった街だ。周囲を高い外壁で覆い、外からの侵入を一切許しはしない。

完全パラレルなおお振りネタです。

おお振りネタ

いろいろパクって妄想中。
今日はこんなん。

タイトル「田島におまかせ!」

はい、ご存じの方は「あ~あれね」と生温かい目で見てやってください。
内容はですね、いろんな問題や危機を田島が解決してくれるという田島に丸投げな内容。本人がトラブルメーカーとなり危機を呼び込むこともしばしば。ツッコミ役は田島と三橋以外ほぼ全員(笑)ドタバタコメディです。
テーマは決まっても、まだネタがわいてこない。ネタさえあれば永遠とやれそう。

次、タイトル「土下座組組長田島(or花井)」
またかよというツッコミはなしで。
いろんな諍いが勃発する世の中を土下座一つで解決していく話。花井も土下座が似あいそうです。
元ネタは深夜コント番組のあれです。新春特別でやってたからさ・・・魔がさしてつい。

次、タイトル「フミキの未来DE日記」
水谷は非常にMっぽいイメージがある(どーでもいい話)
え~水谷が未来日記を書く話。まんま。ある日、天から一冊のノートが水谷の頭上に落下。挿まれていたメモには「未来DE日記。書いたことが現実に・・・!?」と書かれていた。疑いながらも書きこむ水谷。すると本当に現実に!!しかしそのノートにはある秘密が!!という感じ。
あんまり水谷が報われない。ひどいな~。しかし、これもパクリ♪

おお振り妄想

「妄想力を鍛えよう!!」

ということで、頭の体操をかねて妄想します。
ついでになんかネタにできたらいいなと淡い期待をいだきつつレッツ妄想!!

妄想お題「こんな栄口はどうですか」

・格闘技ができる栄口

何かと弱いイメージを持たれがちがな栄口ですが、実は格闘技できます!だといいなという妄想です。始めるきっかけは近所の友人に誘われて。その後、護身術として練習に励む。高校入学後は部活で忙しいので道場には通ってない。体の柔軟性を保つために家で練習している。
中学も野球やってるから両立はまず無理でしょう。が、そこは妄想なんで許してやってください。
格闘技の種目ですが、柔道というイメージがないので空手か少林寺あたりをやってたという感じで。

・家事がめちゃくちゃうまい

まぁ、よくある感じですよね。
それでもちょっとだけ・・・・・
料理の腕前がすごいうまい。姉ちゃんもびっくり。買い物時の小銭の出し方はもはや主婦並み。特売日のチェックは欠かさない(自分では買いに行けないので姉に情報提供する)。
も・・・主婦やん。

言葉メモ

好きなら好きっていえばいい。

肩が触れ合う距離。

ロイゼロネタ

ロイゼロでこんなネタにKO・U・HU・N萌える

・ゼロス天使化で、ロイドがお亡くなりになるときに一緒に死のうとするんですが、ロイド君が「1万と2千年後に逢おう」とかいっちゃうもんだから、泣く泣く待つという話。
1万云々はネタですが、天使化ゼロスはつらいけど萌えます。

・ゼロスが生と死を繰り返す話。ものすごく捏造なんです。約束の年がくるとゼロスは儀式と称して殺されてしまいます。でもクルシスの力で肉体を取換えながら生かされます。というたいへん痛い話。そこにロイドくん登場で、無限ループを続けるゼロスを変えられうかという話。

・一度クラトスルートに進んでしまい、失意のロイドくん。しかーし、そんな彼に渇をいれる仲間たち。ハッピーエンドを手に入れるため、エターナルソードと仲間たちの力を借りて、ゼロスを助けようとする話。ある意味逆行話。
ロイド一人が逆行しようと決めてやる話は多々ありますが、仲間みんなの協力はあんましないですよね。そこで仲間にも協力してもらいゼロスルート=ハッピーエンドを迎えるために奮闘する話。

なんかいろいろぱくってますが、こんなロイゼロ話が見てみたい。という妄想。

こんな企画をやってみたい

このサイトで企画的なことをしたことがほぼないので、できるかどうかはひとまずおいといて、ネタだけ考えてみました。

1.エイプリルフール的な嘘っぱちサイトを作ってみる。
2.ひたすらパロディネタで笑いに走る。
3.リクエストをいただいて描く。
4.他サイト様んとこのキャラを描かせてもらう。
5.何度も途中放棄しているお題挑戦。
6.妄想力を磨く。

とりあえず、ぱっと出たのはこんな感じ。
できるかどうか検証してみましょう。

1は、現在のサイト状態からいって非常にめんど・・・・ぐはっ!
2は、おお振りでやってみたい。本編やらアニメ、はたまた別ジャンルの作品からネタをピックアップ。笑いを提供してみたい。まぁ、私に笑いのセンスがあると実現度が増すんですがね~
3は・・・・やってもまずリクエストがこないだろうな。
4これは、描いてください!と提供を受けるのもあり。私のとこの栄口や阿部を描いて!!なんて寛大なことをおっしゃってくださる方がはたしているものかどうか・・・・謎ですが。
やる気があるならこっちから申し出るのが筋ですよね。
5は・・・・やりきる見通しが・・・・計画性って大事やん?
6は、最近涸渇してるので、ぜひともやるべきでしょうね。ネタが浮かばないんだもん。

こんなカカイルに萌える

カカイル筒井筒設定に萌えます。
昔からよく知ってるからこそ、お互い好き合ってるのに言いだせないってとこがいい!
イルカさんの年齢が23歳なのか25歳なのかわからないので非常に困るんですが、これは好きなようにしていいという御好意とうけとっときます(勝手に)
5歳差だと、イルカさんが生まれた頃にはカカシさんは中忍か。早いな。これだと筒井筒な関係にならんので、3歳差がベストですな。
二人の両親ズがなぜか仲がよかったので親交があるんです。上忍になって忙しくなる前まではイルカとしょっちゅう遊んであげてるといい。
とりあえず、カカシさんが暗部に入って抜けた期間はいつからいつなんでしょうね。う~ん、とりあえず、十代後半として、イルカさんはまだ恋愛に疎そうですよね。だからカカシさんのことは家族というか兄的な感じの「好き」で、男女間の「好き」にはなってなかったんでないかと。それか無自覚。
カカシさんはなんとなく好きなのは気が付いてますが、激情とかまではいってない。「妹」が少し女性に変化してる途上みたいな。若いね!!
暗部抜けるまでの数年間、もしくは十数年間はあえてないのでうが、お互い思い合ってるといい。忘れたわけではないということで。
暗部抜けてからは、二人とも再会を果たして、すれ違いながらお互い近づいていけばいいな~という妄想。




デウス・エクス・マキナ的な力を持ってる設定のイルカさんに萌える!
ようするに、「イルカさん最強設定萌」ということです。
出生は謎のイルカさん。実は、里の設立当初からいたという無茶設定。要は死なない。初代火影から関係があるらしい。
イルカさんの秘密を知ってるのは歴代の火影のみ。
初代とある盟約を交わしており、その内容から歴代の火影たちとはそれぞれ契約している。契約内容はそれぞれ異なる。重複は認められない。盟約によりデウス・エクス・マキナ的な力は使えない。
たくさんの死や忍の現状をみてきたせいか、中身はスレイルカっぽい性格。助けたくとも助けられないジレンマがあったり、いろいろ苦悩するも、ナルトやカカシに出会うことによって、世界と自分の関係性に気付き改心(笑)する。
ちなみにカカシさんからもうアタックされ、なし崩し的に恋人関係になる。ナルトは「イルカ先生は渡さねー!!」とカカシと言い争ってるといい。
ラストは、盟約を破る形になるのでイルカさんの身が・・・!!ってな展開を妄想中。




年上イルカと年下カカシに萌える!!
年の差10歳くらいあってもよい!年下カカシがイルカのことを徐々に好きになって最終的には夫婦になってるとよい。
まぁ、これはほぼ理想的な形で某サイト様が形にしてくださっているので、そっちの連載を楽しみにしときます。

白銀の水面に映る月は銀色に輝き(仮)

おくっちゃうとこをいきないしメインにしてはいかんではないかということで、試行錯誤。
おくっちゃうとこはカット。
やりなおし、やりなおし。

サニワ・マレビト・イト・受動霊媒・クグツ・盲目・黒い長衣・蝉丸・一つ目の面・1里=500M(中国)・1里=4km=36町・1町=109M・1間=1.8M




もし私が一人の心を傷心から救ってやることができれば、
私の生きることは無駄ではないだろう。
もし私が一つの生命の悩みを慰めることができれば、
あるいは一つの苦痛をさますことができれば、
あるいは一羽の弱っている駒鳥を助けて
その巣の中に再び戻してやることができるのなら、
私は無駄に生きてはいないのであろう。
byE・ディッキンスン

小さき者よ。不幸なそして同時に幸福なお前達の父と母との祝福を胸をひめて人の世の旅に登れ。
前途は遠い。そして暗い。然し恐れてはならぬ。恐れない者の前に道は開ける。
行け。勇んで。小さき者よ。
by有島武郎


ネタ集め



カカイルネタ。ちょっとムラムラしてしまって・・・。

おもいっきり個人的趣味によりイルカさんは女性です。すんません。このネタで女体化する必要性はまったくないんですけどね。はい、趣味です!
イルカさんは特殊能力持ちです。能力はパクってます。へへ。あと、盲目です。
カカシさん暗部時代くらいの話ということで。ようするにまだ若い頃という設定。10代後半。というわけで、イルカさんは10代中頃くらいのつもりでお願いします。14~15歳くらいか。若いね~

まだ戦の炎が大地に吹き荒れ、多くの人が命を奪われ、憎しみが次の憎しみへと連鎖を続ける時代。
多くの戦場で実しやかに流れる噂があった。
苦しみもがく死を抱えた者の前に現れ、その苦しみを持っていってしまうという。それは、一縷の救いの神なのか。死を連れてくる死神なのか。誰にもわからない。
けれど、皆一様にその存在をこう呼んだ。
「オクリビト」と。

ある要人の暗殺任務に就くため、里を出たのは4日前。任務は成功したが、想像以上の追手がかかった。
追手を撒くため二手に別れた。数人を手にかた。追手の手をかわし、合流地点で待つこと数時間。瀕死の重傷を負った仲間がその身を引きずりながらやってきた。
「しっかりしろ!」
うつ伏せに倒れた体を上に向かせ、傷の状態を確かめる。
その状態に思わず、眉がよる。
「・・・・行けよ・・・・カカシ」
ひゅと空気が漏れる音がする。
「何を言ってる。必ず連れて帰る」
「・・・なんとかここまで・・・きたが、里までは・・・もたんよ・・・」
「っ・・・そんなことない」
医療具を出そうと思うが手がでなかった。
わかっていた。もう手の施しようがないことは。
多くの死をみてきたカカシは本能的に何もできないとわかっていた。ただ、見捨てたくない気持ちが大きかった。
「苦しくて・・・・仕方ないんだ・・・・それだけなんとかしてくれればいいから」
咳き込むと赤黒い塊が吐き出され、喉元を伝っていく。
彼の苦しみを取り除く方法は一つしかない。
ためらえば、苦しみは続く。
カカシは、残ったクナイを握りしめた。
「・・・・っく」
振りあげたクナイ。
しかしそれは彼の身に届かなかった。
別の気配を感じ取ったカカシは、彼の傍を離れ、木々に身を隠す。あたりは苦しみに悶える彼の息遣いで満ちていた。血の匂いで鼻が利かない。
カカシの体力もチャクラもすり減っている。今の状況で敵との遭遇はありがたくない。
気配はゆっくりと近づいてきた。あと少しでカカシの攻撃範囲に入る。その時、気配が消えた。
あたりを探ると、気配は瀕死の仲間の傍に立っていた。
動きに気付かなかっただと。
驚愕が走る。
握りしめたクナイを相手の首筋にあてた。
「離れろ」
低い声で警告する。
相手は小柄だった。まだ子供であるだろうという体つき。ただ、頭からすっぽりフードをかぶり口元しか見えない。足元すら隠してしまう長さのマントを羽織っているため、性別や細かなことは一切わからない。
「あなたに危害は加えない」
アルトボイスの子供のそれとわかる声。
「何者だ」
「木の葉の一葉」
「里の者がどうしてこんなところに」
「彼が、見えたから」
「見えた?」
子供はコクリと肯く。
「この場所をどうやって・・・」
「あなた達には、イトがついてる。だからわかる」
「イト?」
疑問を口にすると、子供は両手を広げ歌を歌い始めた。
聴いたことのない言葉で歌いあげる。
苦痛にゆがんでいた男の表情は和らぎ、力が抜けコトリと顔が傾いだ。
あぁ、いま彼は死んだのだとカカシは思った。
子供が広げていた手を組み、短く印をきると男の体は青い炎に包まれ何も残さず燃え尽きていった。
その様を、ただ茫然とみているしかなかった。

カカシと「オクリビト」が初めて相対した時だった。

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